日別アーカイブ: 2023年3月25日

技術士を受験するⅡ(1):試験内容を整理する。

技術士の受験をするにあたって、試験の内容を改めて整理してみた。

とりあえず、日本技術士会のHPをのぞいてみる。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/009/009251.html

  • 願書の公開が3月27日
  • 受験の申し込みが4月3日~4月17日、受験費用が14千円
  • 筆記試験が7月17日
  • 筆記の合格発表が10月下旬
  • 口頭試験が12月上旬~1月中旬
  • 合格発表が3月上旬

次に、試験内容が記載された実施大綱を確認する。

筆記試験

前回受験したはH27年度。令和元年度から試験内容が変わっているのだ。問題Ⅰが4択から記述に変更。問題解決能力と課題遂行能力が追加されている。

項目 試験内容 時間 配点
Ⅰ 必須科目 「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力、および課題遂行能力 2時間 40点
Ⅱ 選択科目

「選択科目」についての専門知識(Ⅱー1)、応用能力(Ⅱー2)

3時間 30点
Ⅲ 選択科目 「選択科目」についての問題解決能力、および課題遂行能力 30点

口頭試験

こっちも課題遂行能力に重きが置かれている。試験官と技術的な話をしなくて良くなったので、変更前よりちょっと楽になったかな。

  • 技術士の適格性を判定(技術者倫理、継続研鑽)
  • 記述式問題の答案及び業務経歴(コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメント)
  • 試験時間は20分

受験する分野

今回受験するのは、建設部門の「項構造及びコンクリート」。選択科目の内容は科目表から以下の通り。俺の場合は『コンクリート構造の維持管理』が対象だな。

  • 鋼構造、コンクリート構造及び複合構造の計画、設計、施工及び維持管理
  • 鋼、コンクリートその他の建設材料

過去問

過去問は、日本技術士会のホームページに掲載されているので、なんとなく眺めてみる。ある程度パターンを作っておけば対応できそうだな。やっぱり国交省の施策の読み込みが大事になってくるなぁ。でも、これなら何とかなりそうだ。

  • 必須(Ⅰ):課題抽出→解決策→リスクと対応→遂行時の要点&留意点
  • 選択(Ⅱー1):材料特性、劣化機構など
  • 選択(Ⅱー2):調査・検討内容→留意・工夫→調整方策
  • 選択(Ⅲ):課題抽出→解決策→リスクと対策

はてさて、今回受験するにあたり、前回に受験した時に記載したブログを改めて見直してみた。当時は課題解決ってもんを、まるで理解していなかったんだな。

あれから8年、もう43歳になった。技術士として活動してきて、それなりに課題解決能力は身についたし、折衝する能力も上がったと思う。

まずは口頭試験に耐えうる願書を作成することだな。

2023年度の記録

技術士を受験するⅡ:episode0
技術士を受験するⅡ(1):試験内容を整理する。
技術士を受験するⅡ(2):スケジュールを立てる。
技術士を受験するⅡ(3):願書を作成する。
技術士を受験するⅡ(4):試験問題を再確認する。
技術士を受験するⅡ(5):もう勉強したくないな(するけど)
技術士を受験するⅡ(6):予定通りには進んでいる
技術士を受験するⅡ(7):問題1について整理する
技術士を受験するⅡ(8):問題3について整理する
技術士を受験するⅡ(9):問題2−1について整理する
技術士を受験するⅡ(10):問題2−2について整理する
技術士を受験するⅡ(11):ラストスパート
技術士を受験するⅡ(12):筆記試験を受けてきた(鋼構造及びコンクリート)

2015年度の記録

技術士を受験するⅠ(1):勉強具合を記録する。
技術士を受験するⅠ(2):受験申込書を考える。
技術士を受験するⅠ(3):経験小論文に悩む。
技術士を受験するⅠ(4):経験論文を修正する。
技術士を受験するⅠ(5):願書を出す。
技術士を受験するⅠ(6):筆記試験の内容を把握する。
技術士を受験するⅠ(7):課題解決まいった
技術士を受験するⅠ(8):むしろ落ち着いています。
技術士を受験するⅠ(9):先に言い訳をする。
技術士を受験するⅠ(10):二次試験の受験メモを残す。
技術士を受験するⅠ(11):筆記試験の合格発表
技術士を受験するⅠ(12):筆記試験の合否通知が届いた。
技術士を受験するⅠ(13):つらくて、しんどくて。
技術士を受験するⅠ(14):諦めて東京(焼き肉)
技術士を受験するⅠ(15):まぁまぁかな
技術士を受験するⅠ(16):まぁまぁって事も無いかな。
技術士を受験するⅠ(17):口頭試験の記録を残す【下見編】
技術士を受験するⅠ(18):口頭試験の記録を残す【受験編】
技術士を受験するⅠ(19):口頭試験の記録を残す【望郷編】