前回(問題1の整理)の続き。
記事を書いてるのは試験の2週間前。やっぱり合格発表まで非公開とする。
しかし、単に例題答案を原稿用紙に写すだけでも50分掛かってしまう。どうしよう。本番は90分で書かないとダメなのになぁ。
試験当日に慌てないように、用意したのだけでも覚えて挑むことにする。不安。
やっぱり、どんなふうに答案原稿を用意したかを見たいと思うので、PDFファイルを残しておきます。(俺は他人の答案をとても見たいと思ってた。)
2025/11/05追記:この受験の結果はC判定を含む散々な結果だったため、より恥ずかしくなってしばらく非公開にしていました。今回の受験で筆記試験は通ったので公開することにしました。2025年に用意した資料は追々整理するとして、この時に行ったのと殆ど同じ知識の準備で筆記試験に挑みました。大きく変えたのは書き方。骨子の整理の仕方は人それぞれだと思いますが、誰かの参考になれば幸いです。
想定問題1:全体最適化
[背景]
技能者不足・高齢化の懸念から、生産性向上・現場環境改善が求められている。
i-constructionの推進方策である全体最適化の導入を掲げ、生産性向上を目指している。
材料最小の部分最適設計から、構造、材料、施工計画のシームレスな全体最適設計へ移行
[問]全体最適設計を積極的に推進するための課題は?(ICT,DXを除く)
[現状①]施工、維持管理・更新は下流側プロセスに該当
[観点①]建設プロセス全体の生産性向上を図る
[課題①]フロントローディングで配慮事項を明確にし、全体最適化を図る設計手法の導入
[現状②]新工法・新技術は割高で普及が進んでいない
[観点②]優れた工法の導入により生産性向上を図る
[課題②]コスト以外の特徴も総合的に評価する手法の確立
[現状③]従来の生産システムでは仕様が確立され、革新的技術を導入しづらい
[観点③]特に具体的な事業で飛躍的な生産性向上を図る
[課題③]技術開発を促す発注方式の活用(技術コンペ、フロントローディング)
[具体策とリスク・対策]課題②について(PCaの導入促進)
1.構造の標準化による全体最適化
・安全性や機能性、耐久性などの要求性能を明確化する。
・各部材の規格・寸法の統一と集約を検討し単純化する。
・構造計算や品質検査を標準化し、効率向上を図る。
2.Value for moneyによる総合評価
【地整の実績に基づく評価項目の設定】
・省人化効果(必要人員の確保しやすさ)
・働き方改革寄与度(工期の短縮)
・安全性向上(労働者の災害リスクの低さ)
・環境負荷低減(コンクリート量⇒CO2排出量)
【柔軟な経済性評価】
・技能技術者確保(労働単価の割増を考慮)
・夏期作業不能(厚さ指数による不能日を考慮)
・メンテナンス費用(維持・更新費にLCCを考慮)
・地域特性(降雪等による作業不能日を考慮)
【比較検討時の留意点】
・価格差に応じた評価における配点配分の妥当性
(経済性とVFM指数の重み付けの見直し)
・CO2原単価など評価指標の妥当性
・客観的指標による定性的な評価項目の妥当性
・大型PCaの架設コストの妥当性
〈リスク〉品質管理項目の複雑・繁雑さにより普及が進まない
〈対策〉民間審査制度の活用、品質管理手法の簡略化
想定問題2:更新事業(高速道路)
[背景]
高速道路では供用30年以上が半数を超え、老朽化が進展
H24笹子TN天井板崩落事故を受け、H26以降は定期点検と修繕・更新事業を実施中
現在は2巡目点検を実施中で、新たな知見が得られている
[問]高速道路の機能を将来にわたり維持するための課題は?
[現状①]2巡目点検で想定外の損傷が発見され修繕のみでは長期安定性の確保が困難
[観点①]高速道路の機能を維持し、安心して利用し続ける
[課題①]最新の知見を踏まえた高耐久性に配慮した構造への更新
[現状②]更新工事は交通規制が必要だが、社会的影響が大きくなるケースがある
[観点②]経済損失を最小化し、周囲の理解を得る
[課題②]これまでの知見を活かし、地域の実情を踏まえた最適な交通規制の選択
[現状③]維持管理において3次元点群データの活用で効率化が図られている
[観点③]老朽化対策を適切に実施する
[課題③]管理者間での互換性の高いメンテナンスデータの共有
[具体策とリスク・対策]課題①について
1.繰り返し補修と抜本対策
【道路橋の床版】
・活荷重影響や舗装切削時の影響で、鉄筋損傷や亀裂の繰り返し補修が必要
・回復効果が見込めなくなると、抜本対策として上面増し厚や床版取替が必要。
【鋼構造物】
・大型車荷重や雨水・漏水の影響で、桁端部で亀裂や腐食の繰り返し補修が必要
・回復効果が見込めなくなると、抜本対策として支点移動等の構造改良が必要。
2.新たに判明した劣化状況を踏まえた対策
【床版防水の早期劣化】
・初期仕様のグレードⅠは、耐久性が低く劣化抑制が図られていないことが判明
・防水機能が不十分な橋梁は、グレードⅡへの更新を促進
【ポステン橋のグラウト充填不足】
・調査技術の発展に伴い、シース内のグラウト充填不足が顕在化
・構造一体化や防食機能の確保のため、再注入等が必要
3.長期耐久性に資する維持管理
・緊急対策箇所だけじゃなくて、予防保全対策を計画的に行う。
・予防保全と大規模更新はLCC最小化の観点から比較検討を行う。
〈リスク〉過積載の違反車両の不適切な管理は、長期保全を阻害する
〈対策〉影響分析、適正利用の促進
2023年度の記録
技術士を受験するⅡ:episode0
技術士を受験するⅡ(1):試験内容を整理する。
技術士を受験するⅡ(2):スケジュールを立てる。
技術士を受験するⅡ(3):願書を作成する。
技術士を受験するⅡ(4):試験問題を再確認する。
技術士を受験するⅡ(5):もう勉強したくないな(するけど)
技術士を受験するⅡ(6):予定通りには進んでいる
技術士を受験するⅡ(7):問題1について整理する
技術士を受験するⅡ(8):問題3について整理する
技術士を受験するⅡ(9):問題2−1について整理する
技術士を受験するⅡ(10):問題2−2について整理する
技術士を受験するⅡ(11):ラストスパート
技術士を受験するⅡ(12):筆記試験を受けてきた(鋼構造及びコンクリート)
2015年度の記録
技術士を受験するⅠ(1):勉強具合を記録する。
技術士を受験するⅠ(2):受験申込書を考える。
技術士を受験するⅠ(3):経験小論文に悩む。
技術士を受験するⅠ(4):経験論文を修正する。
技術士を受験するⅠ(5):願書を出す。
技術士を受験するⅠ(6):筆記試験の内容を把握する。
技術士を受験するⅠ(7):課題解決まいった
技術士を受験するⅠ(8):むしろ落ち着いています。
技術士を受験するⅠ(9):先に言い訳をする。
技術士を受験するⅠ(10):二次試験の受験メモを残す。
技術士を受験するⅠ(11):筆記試験の合格発表
技術士を受験するⅠ(12):筆記試験の合否通知が届いた。
技術士を受験するⅠ(13):つらくて、しんどくて。
技術士を受験するⅠ(14):諦めて東京(焼き肉)
技術士を受験するⅠ(15):まぁまぁかな
技術士を受験するⅠ(16):まぁまぁって事も無いかな。
技術士を受験するⅠ(17):口頭試験の記録を残す【下見編】
技術士を受験するⅠ(18):口頭試験の記録を残す【受験編】
技術士を受験するⅠ(19):口頭試験の記録を残す【望郷編】