前回の記事できのポの公式ペンライトについてアレコレ整理した。
結局、市販のキングブレード(キンブレ)にロゴとかをつけてみたくなったので、キンブレシートというものを作ってみることにした。
例題は「100均で材料が揃っちゃう! キンブレシートの作り方」という記事を参考にした。こんなに簡単にできるのかな??
まずは、キンブレシートの基となる画像ファイルを作成する。
こういう時によく使われるであろうアドビの「Illustrator」は持っていないので、オープンソースの「Inkscape」を使用する。
単に字を書いて枠を付けただけだが、たまにしか使わないので、備忘録として作業履歴を残すこととする。
フォントを選ぶのに時間が掛かった。「UD Digi Kyokasho NP-B」というのがソレっぽいと思う。
この辺の作業は、普段CADで図面を描いたりする仕事をしているので、まぁまぁ得意。
出来たのがこのデータ(kinopoblade.svg)。
変換したPDFはコレ(kinopoblade.pdf)とコレ(kinopoblade1.pdf)
例題の記事では、インクジェットプリンターだと上手くいかないようなことが書かれていたので、セブンイレブンのネットプリントにPDFファイルをアップロードして、A4サイズで白黒印刷する。1枚20円と案外安い。
次は100均で手に入れた手貼り用のラミネートシートを切り分ける。接着面のあり・なしの2枚一組で構成。キンブレシートのサイズはA4の4分の1程度(14.3cm×8.8cm)。
あとで大きなダイソーに行ったら、いろんなサイズのラミネートシートが売ってた。どうせ切るんだから、最初から小さいのを買ったらいいのね。
印刷した紙も切り分ける。
ちょっと格好をつけて、この用紙では「トンボ」と呼ばれる切断ガイドのマークをつけるなんて小細工をしている。
ラミネートシートの接着面に用紙を貼り付け、印刷したインクがシートに転写するようにごしごしと擦っていく。この段階では、こんなんで写るのかなと懐疑的。
ラミネートシートのはみ出てるをカットしていく。
ここからがマジよと!思ってた工程。
用紙を接着したラミネートシートを水の中につけて、紙部分をこすり落としていく。
後から気づいたけれど、爪でガシガシ擦ったのが良くなかった(この工程をかなり疑っていたので)。
シートが傷だらけになってしまった…。
濡れた紙部分が案外するすると剥がれて取れていく。
でも完全にキレイに取れては行かない。
老眼が進行しているのかな?あんましうまく見えないし、剝がし作業は程々で終了。
印刷もゴシゴシ作業が足らなかったのか、ちょっと欠けている。
ドライヤーで乾かす。というか水気を飛ばす感じ?
熱で曲がらないかなと心配したけど、大丈夫だった。
接着面のない方のラミネートシートと貼り合わせる。一応、定規でゴシゴシしたけど、そんなにキレイな出来栄えではない。
キンブレシートのサイズにカットする。
キンブレの筒パーツを外して、作ったキンブレシートを突っ込む。
ラミネートシートは結構固いので筒パーツに入れるのに苦労したが、もう、強引に押し込む感じで何とかなった。
出来栄えは、結構悪い。けど、ここで気づいた。
キングブレードは光を拡散させる半透明のシートを使って発光色を見せる仕組みだから、出来栄えがちょっと雑でもあんまり気にならないんだ。
光らせると更に粗が目立たなくなる。
こんな方法でうまくいかないと思ってたから、かなり感動(失礼)。
手作りするのは楽しいなぁ。
まだラミネートシートがあるので、もう1枚作ってみる。
今度は丁寧にゴシゴシする。浸水時間もたっぷり確保する。爪を立てないで優しく紙をこそげ落とす。
今度のはうまく作れたと思う。
慣れればもっときれいに作れそう。
老眼鏡を手に入れれば細かい作業もはかどるかな?
作業中に調べたら、OHPシートに直接印刷する方法もあるとか(OHPってまだあるんだ)。
たぶん、そっちの方が簡単でキレイに出来そうだけれど、作業工程に意外性が無いから試さないでもいいかな。
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