どこでもキャンプが出来るように、登山用のリュックにソロキャン用のテントをパッキングしたいと考えていた。
しかし、テントに付属していた収納袋をそのまま使うと、どかっと場所を取ってしまい、他の物が入りにくくなってしまうのだった。
いろいろ検索してみたら、テントをナイロンのポーチに小分けして収納すれば良いのは分かったのだが、それでも余計に嵩張ってしまい、収まりが悪かった。
何気なくダイソーに行ったら丁度良さげな製品が売っていたので試してみたら、俺が理想とする収納が出来た。
「圧縮バッグ」という製品。
空気を抜いて圧縮するのではなくチャックで締め付けて圧縮するタイプのポーチ。サイズは2種類試したのだが、「サイズ01(330円)」は少し小さく、「サイズ02(440円)」がピッタリだった。
俺が使っているテントは、ワークマンのレジストツーリングテント(FTE08)。
キャンプ初心者なので手始めに買った1万円くらいの安価な製品。ちょっと重たいけど不自由なく使用できている。
テントの構成はインナーとシートとポールの3種類で、買ったときに付いていた説明書にはインナーとシートを長方形に折りたたんで、ポールを巻き付けて収納袋に入れるように書いてあった。たぶん一般的な収納方法なんだと思う。
パッキングについていろいろ検索していると、いつも同じ折り方をしていると折り癖がついて劣化しやすくなると書いてあるものがあった。
これは安いテントだし、俺は登山家みたいに日常的にテント泊をするわけじゃないので別に折り目から劣化することは気にしては居なかったんだけど、そうか「好きにパッキングしていいんだ」ということに気が付いた。
キレイにテントを畳むのが苦痛だったんだよな。
もういいや。折り目なんて気にしないで、ファスナーも閉めたりしないで、ぐちゃぐちゃにしまうことにしてみた。んでもって、件の圧縮バックに詰めるとちゃんと収まり良く片付くのであった。
下の写真はシートを圧縮バッグに詰めている状況。一応、マジックテープのついたゴム帯で締めている。
圧縮バッグは収納部分が裏表で2つに分かれているので、もう一方にインナーテントを収める。
これの方法だと雨で濡れているときもサクッと仕舞えて良いと思う。テントに付属していた袋って、キレイに畳まないと入らなかったんだよなぁ。
下の写真は圧縮前の状態。ナイロンポーチに収めていた時と同じくらいの容積。これだとリュックにうまく収まらない。
圧縮バッグの真ん中には、ぐるりと囲むファスナーが付いていて、閉めていくとバッグから空気が抜けていくのだ。
布団圧縮袋みたいにペタンコになる分けじゃないけれど、そこそこ小さく縮んでくれる。
一般的な登山リュックは内部が2気室に分かれていて、下の部分だけを開けることが可能。
テントは雨でぐちゃぐちゃになる可能性が高いので、俺は上側と分離してパッキングしたいのだ。この圧縮バッグなら丁度よく下側の気室に収納できた。
ポールは濡れてもよいので、付属の袋に入れてリュックの外側に差し込んだ。ペグは付属の袋に入れて下側の気室の隙間にねじ込んだ。
ダイソーの圧縮バッグの難点を上げるとしたら、耐久性の低そうなところ。
なんかチャック周りがいつか壊れそうなんだよなぁ。でも、ちゃちいから軽いってメリットもある気がしている。
楽天で検索していたら似たような圧縮バッグがあったから、いつか壊れたらこういうのも試してみよう。
価格:980円 |