今年も小明さんの誕生日イベントに行った。

12月下旬、タレントの小明さんの誕生日にちなんだイベント開催のお知らせがあった。

仕事が一番辛かったあの時期、俺を救ってくれた下らない(良い意味で)ネット配信番組「小明の副作用」。あのメンバーがまた揃うと聞いて胸が熱くなり、なんとか会社を休めそうだったので去年に引き続き参加してみた。


とりあえず北海道から飛行機で東京へ向かう。

今回の開催地は渋谷のLOFT HEAVEN。繁華街の反対側。だんだん寂しくなって行く街並みに「こっちで合ってるのかな?」と自問しながら歩くこと10分弱。いきなり行列が現れた。

ふと、斜め前を見ると明らかに雰囲気の違う女性が列に並んでいて、よく見ると姫乃たまさん。有名人だし、宍戸留美さんのカバーアルバム『8=∞』でいつもこの方の歌を聴いていたので見てるだけでアガってしまったが、都会人は紳士の様相で騒ぐこともなく、さすがと言ったところ。

なんだかおしゃれな会場。大きさは去年の新宿レフカダよりちょっと広いくらい?

トークショーは、昔の配信動画さながらのグダグダした感じ。北村ヂンさんもモグモグさんも「なんで、皆こんなイベントに参加しているの?」と再三言ってたが、俺はこの掛け合いを見に来ているので満足。後半のトークに提出したアンケート採用されたのが嬉しい。

最後の小明さんの歌、良かったな。1歳と3歳の子育て中なので、本格始動はまだまだ先だと思うけど、またCDとか出たら嬉しいな。

最後は握手会。嬉しいけど大緊張。今年も俺の気持ちの悪い笑顔の写真が残ったよ。

せっかく東京に来たので、他のイベントにも寄ってみた。光宗薫さんの個展「ガズラー」。

小明さんのイベントが「ゆるゆる」って感じなら、光宗さんの個展は「硬派」だった。健康上の悲しい理由からボールペン画を書き始めたとのこと。ご本人が会場のテント(?)に篭って絵を描いているのにはタマゲた。

アイドル墜落日記」に書かれているように、小明さんも若いときに病気で苦労した上での今のスタンス。みんないろいろ大変なのね。

今回は時間がたっぷりあったので、東京観光もしてみた。古谷実のマンガ「僕といっしょ」でイトキンたちが過ごした街、上野を朝・昼とビールを飲みながらじっくり歩いてみた。なるほどね、こーゆー街なのね。

宮藤官九郎のドラマ「あまちゃん」でアメ女の本拠地をココにした件も、この雰囲気を知らないと分からないギャグだったのね。

あと、東京をうろうろしてみて、土木をかじっている身としては、特に海に近い平野は地震に弱そうだな~と心配。耐震化された建物は残るだろうけど、道路はズタズタになりそう。丘っぽい地盤が安定してそうなトコロは、やっぱ高級住宅街なのね。平地に過剰に人が集まってて、地震後を想像をすると怖いや。

なんだかんだで色々あって、とても楽しい週末だった。