先週の土日、東京で開催されたライブイベントにて、アイドルの「きのホ。」に会いに行ってきた。
「きのホ。」と書いて「きのぽ(kinopo)」と読むのは京都に在住するアイドルグループ。漫画家のうすた京介とシンガーソングライターのハンサムケンヤが手掛けるアイドルプロジェクト。詳しい経緯はこの記事に掲載されている。
コロナ禍以前は、二年連続で東京にアイドルライターの小明さんに会いに行っていたのだが、歌って踊るアイドルを見に行くのは初めてのことだった。
もともと、うすた京介の漫画が大好きだったので、単行本(完全版以外)は全部持っているし、Twitterもフォローしていた。
なので、うすた氏がアイドル好きなのは知っていたし、アイドル企画をやっているのもぼんやり知っていた。そんなある日、氏が気になるつぶやきを示した。
わかりすぎる… https://t.co/8QuUC6tdCC
— うすた京介 (@k_usuta) July 22, 2021
誰かのnote「1番嫌いな人種になりかけてた話」が分かりすぎるとのこと。読んでみると俺も日ごろ気を付けていることを分かりやすく解説している。この人は誰なんだろう?
うすた氏が手掛けるアイドル「きのホ。」のメンバーの一人、桜寝あしたさん。
なんだこの人、ビジュアルが可愛すぎる。声も発言も独特で良い。
と、言うことで、この人のTwitterやらnoteを遡って見てみることに。そしてすっかり好きになってしまった。さらに「きのホ。」のメンバー同士の人間関係もほっこりしていて、グループ自体も好きになった。
さらにさらに、漫画の連載も始まった。これが馬鹿面白い!!!!!!
もっとラフな感じにする予定でしたが、もうここに全力注ぐことに決めました!
— うすた京介 (@k_usuta) July 29, 2021
「きのうまでのポノガタリ」連載スタートです〜🤩🤩🤩
無料で読めますのでお暇な時に是非♫ https://t.co/OZApFEi6f4
そして、ファンクラブが創設され(9月1日)、楽曲が配信され(9月5日)、東名阪ツアーが実施され(10月3日~16日)と目まぐるしい活動っぷり。遡るとメンバー募集期限が4月中旬で、合格発表が5月下旬なので、目まぐるしいどころじゃないよなこれ。素人だったのに3か月程度で8曲も歌とダンスを覚えて、人前でライブだもんな。
俺(北海道在住)はというと、ファンクラブに入って、グッズを買って、楽曲を聞いて、動画配信を見てと、遠方ながらそれなりに楽しんでいたんだけど、やっぱりライブをやっているアイドルって生で見てみたいよなぁ。
ファンクラブに入るとメンバーとLINEでやりとりができるという、どうかしている特典(たぶん今だけだと思う)があるんだけれど、3か月のやり取りで桜寝さんのパーソナルがとんでもなく好きになっていた。
そんなある日、東京でのアイドルフェスの告知が。この時期でこの日程なら行けるかも?行けるよ!行かいでか!!!
結構凄いことになりました。
— 桜寝あした(きのホ。) (@ashita_kinopo) November 19, 2021
この日のために26に髪色アップデートします。急ではありますが会いに来てネ! https://t.co/oN7d1hGo4A
一応、でんぱ組.incのライブのDVDや配信も見ていたし、ぺろりん先生の本とか姫乃たまさんの本を読んで、アイドルについて予習していたんだけどなぁ。
アイドルフェスってキラキラした音楽が掛かってて、緩い感じで踊ったり笑いあったりするイベントだと思ってたけど、爆音の音楽が掛かっていて、デスボイスでシャウトしたり、キリンの被り物のアイドルが居たりと、想像とは全然違っていた。もちろんかわいくて歌も踊りも上手なアイドルも居たけど、基本は爆音だった。
お目当ての「きのホ。」も爆音の中、頑張って歌って踊っていた。俺も新しく買ったペンライトを振って上機嫌。毎日聴いている楽曲を生で拝めるのはやっぱりサイコーだった。
来てよかった!!!
姫乃たまさんの本では、アイドルとの金銭の伴わない接触はNGみたいなことを書いてあった気がするけど、出番が終わった後の桜寝さんが客席にいてもみんな無反応なのには感心したなぁ。2日目の入場時がきのポメンバーの会場入り(お客と同じ階段で受付をする)と被ってしまったけど、おかげさまで俺も無関心を装うことができた。
そして、特典会!アイドルちゃんと直接お話ししてチェキを撮る会だとは知っていたけど、まったくルールが分からずウロウロ・キョロキョロ。じっとしているばかりにもいかんので、周りのファンの方にいろいろ教えてもらう。思えば優しい人ばかりだった。
ルールを把握して、チェキをたくさん撮ることができた。みんなかわいくて優しかった。
ランダムチェキ(ランチェキ)というものがある。事前に撮影したチェキの束があり、物販会場で購入して1枚ずつ引くのだ。今回は運よく全員分を当てることができた。
合成着色レッド担当の白珠色葉さん(https://twitter.com/iroha_kinopo) 元気印の明るくてかわいい女の子。ってだけじゃない。いろいろ苦労もあるようだ。手元のカブトムシは漫画にも登場する「ギコ山」。動画で見ても生で見ても華がある人物だと思う。ライブではカッコ良い歌声を聴かせてもらった。チェキ会での真っすぐな視線、無邪気な笑い方が良い。
保冷剤ブルー担当の御守ミコさん(https://twitter.com/mico_kinopo) ものづくりが好きで、ツイキャスでは作業中継を延々と流すことも。か細い声が可愛くて、チェキ会でジッと見つめられて話しかけられたときには、かわいすぎて参ってしまった。ドラえもんが大好き。自分のペースでじっくり成長して欲しいと思うな。なお、とんでもない量の推しチェキを所有しているなど、メンバー内でのオタク純度が最も高いツワモノである。
生焼けピンク担当の小花衣こはるさん(https://twitter.com/koharu_kinopo) 楽曲を聴いていて心に引っかかるパートは大体彼女が担当していた。ライブで楽しい曲を歌ったり踊っているときには終始ニコニコしているので、見ていて優しい気持ちになった。でんぱ組の曲をギターで弾き語りしているのも好き。
3日放置グリーン担当の御堂莉くるみさん(https://twitter.com/kurumi_kinopo) 俺の思うアイドルってこういう人物。きゅるりんアイドルって感じ。持ち歌(?)の「相合傘」では前口上でしっかり客席を盛り上げたりするなど「アイドルらしさ」が分かっているんだろうな。なんせかんせ歌がうまくて声に迫力がある。可愛いだけではない。
内出血パープル担当の桜寝あしたさん(https://twitter.com/ashita_kinopo) まず、名前のインパクトがすごい。あだ名は「らねちゃん」。この文字の組み合わせや略し方が思いつくなんて、どんな才能だ。初期のyoutube動画では不機嫌なのかな?怖い人なのかなと思ってたけど、とびきり優しくて気の使える人。歌声は、ぽかんと抜けるようでいて琴線に触れるエモいものを持っていると思う。ライブでは掛け声やMCを担当していて、どうやったら盛り上がるのかを研究しているようだ。頭の良い子。
なんともいえないオレンジ担当の小清水美里さん(https://twitter.com/miri_kinopo) 明るい美人のお嬢さん。合格発表のyoutube動画を見る限りメンバー中では普通なタイプ?と思ってたけど、ハロウィンの仮装でリアルなしょくぱんまんに扮するなど、どうかしている面も見え隠れ。基本的に楽しい人のようで配信番組のMCを担当している。チェキ会では美人なのに(?)気さくに話しかけてくれて嬉し水だった。
このブログ記事を書くのに過去Twitterとかを振り返ったけど、みんな垢抜けたなぁ。人に見られる生活をすると、とびきり成長していくんだろうな。
チェキの背景は何故かフスマで畳の古い家。これは寮(ズン)なのだ。彼女たちはここで共同生活をしている。Twitterやツイキャスで彼女らの私生活が垣間見れるのも楽しみの一つ。
うすた先生の連載でも、この寮生活が取り上げられており、そうとう古びた家屋らしい。なんだよ「まっしろでぶくび」って!!最高かよ!!!!
お待たせしました、第3話です~!!! https://t.co/UsPqKJxwdj
— うすた京介 (@k_usuta) October 15, 2021
そしてライブ会場限定の最高のお宝を手に入れることに成功した。
きのポ
今年も「きのポ」が北海道に来た!
きのホ。からの課題
きのポのペンライトについて考える(2)
きのポのペンライトについて考える(1)
うすた京介先生ときのポに会いに行った話。
キンブレできのポの『爛漫挙げ』したい
きのホ。(きのポ)に会いに行った。