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ドローンへの規制と申請を調べた

3ヶ月前にドローンを購入した。DJIのMavic Airという機種だ。
一般に普及しているのはDJIのPhantom4だと思うが趣味で扱うにはデカ過ぎるのだ。

Mavic Airは持ち歩きに便利で可愛いドローン。大変気に入っている。

【国内正規品】DJI ドローン Mavic Air Fly More コンボ (オニキスブラック)




ドローンを扱うにあたっては、いろいろな決まりを守らなければならない。
インターネット上を検索すれば確からしい記事は出てくるのだが、公的なサイトに記載されていること以外は鵜呑みにしてはダメだ。俺のこのブログですらも。

以下は俺が自分で公的な機関に電話や面談したりして聞いた結果。ただしローカルルールもあるだろう。無駄に真面目が信条なので、公的なサイトに記載されるときまでしつこく確認していこうと思っている。

【使用上の制約・許可取り】

■飛行の許可が必要となる空域@航空局

・空港等の周辺
・地表から150m以上の高さの空域
・人口集中区域の上空
・特別な飛行(夜間、目視外、近接30m、催し、危険物、物件投下)

とりあえずこのサイトとガイドラインと飛行マニュアルの把握は必須。
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

操縦者は10時間以上のフライトが必要。
飛行場所を特定した申請(具体的)と特定しない申請(いつでもどこでも)がある。飛行場所を特定しない申請は「空港周辺・催し・150m以上」は不可。とりあえず両方のケースで許可を取ってみた。
航空局への許可取りはWeb上で出来る。3〜4週間前までに申請って書いてあったけど、申請から4日であっさり許可された。記載項目も面倒くさくないので良い。

航空局のドローンにより『新たな産業創出の機会の増加や生活の質の向上が図られることは歓迎すべきことです。』って姿勢は本当に素晴らしいと思う。そしてWebシステムを見事に作り運用していることもすごく素敵だと思う。

ガイドラインはH30.3に改定されて『関係者であることが容易に分かるような服装(ベストの着用等)』ってのが追記されたので、こんなのを作ってみた。

ベストは会社の安全チョッキにシートを入れただけ。格好悪いので仕事用。

プライベート用は腕章を作ってみた。

でも、格好良くは無いわな。

MIZUKEI(ミズケイ):アピール安全ベスト(宣伝マン)紺/黄 5941014

サクラクレパス 腕章 差替え式 本体 黄 10枚 UNW-H1#3(10)

■道路使用許可が必要な空域@警察署

・道路の上空(停止はNG、横切りはOK、川の上ならOK)

※2019年7月修正:再度、警察に確認した。(2018年確認時点では横切りNG回答)【ただし、情報は、自分で確認してね】

地方の警察署の担当者は詳しくないので、本部に確認しながら話をした。
道路の上を停止して飛ばしたければ、通行止め措置(車のいないタイミングで誘導員に塞がせる感じ)をしないと許可は出ないと思われる。
っていうか、いつになったら道路使用許可ってWeb申請できるようになるの???いろいろ無駄だわ。

■河川敷地@河川管理者

・河川の利用形態による。
一応、河川管理者に電話した。この問い合わせは結構くるのか、さっと返事してもらえた。(基本的には自由使用)

ちょっと上から見れるだけなのに革命的に便利

空港や自衛隊、公園管理者とはまだ話をしたことがない。
趣味で扱う分にはワザワザこんなとこで飛ばす必要がないんだけど、仕事で空撮するとめちゃくちゃ捗るのだ。
地べたで写真を取っているのが馬鹿みたい。

会社でプレゼンしたらドローンを買って良いと言ってくれたので、必要に応じてこの辺の交渉も経験していこうと思ってる。

そういや、H28出水の時に調査団の方と現場に行った時に「ちょっとドローンを貸してくれる?え?ないの?」って言われたことがあったな。実際に手にして思う。こんなの持ってて当たり前の単なる飛ぶカメラだよな。

さてさて、闘わない奴らは笑うだろう。ふぁいと。