ピザ窯を作ろう(2):とにかく作ろう

モノを知っているのと、作ったことがあるのの差は雲と泥。

知行合一で生きたいっすね、とにかくピザ窯を作ってみよう。

 

まずはホームセンターにて下調べ。いろいろ巡ったけど、ジョイフルAKが一番そろってた。

耐火レンガは250円/個。普通のレンガの約1.35倍の値段。半割や半厚の物と、大判の物(230×685mm)が用意されている。園芸用品の売り場に置いてあった。

土台にするのはやっぱりコンクリートブロック。お安く廃材とかを集めようかとも思ったけど、同じ大きさのものを、ある程度の数を揃えようとすると買った方が手っ取り早い。

とにかく作ることを優先!!

ブロック塀のブロックと平板ブロックを土台の材料に採用。「麦音」のピザ窯のまねっこ。

土台のその下は? 地盤が緩くないところに作るつもりでも、ピザ窯って結構重いぞ。

均しコンを打ってみよう!

仕事柄(建設コンサルタント)、コンクリート構造物の図面をたくさん書いているけど、自分でコンクリートを打ちたかったんだよね。

生コンを買うほど施工量が多くないので、自分で練る。

「プレミックス」と「砂、砂利、セメントの個別購入」のどちらがお得かを検討。結局、使用量が少ないので余材の分プレミックスがお得。初めてだから分量が適切なのも安心。

ところでブロック塀ってどうやって作るんだろう?ってあんなに巷に溢れている塀なのに、何も知らんかった。

youtubeでブロック塀の職人の動画をいくつも眺めて、理解。みっしりコンクリートが詰まっていると思ってたけど、要所要所の点がセメントで固定されてるだけなのね。

一応、配筋があった方が良いのかしら?地震でもないと水平力が掛からんけど、上が重い構造だから入れておこう。異形鉄筋って案外安いのね。しかも、お店で切断させてもらえる。

買えるものから設計図を作り、予算を考えた。結局ボツにしたけど、基本コンセプトはこんな感じ。

土台はブロック塀×3段。ベースはコンクリートの平板。焼き床は耐火レンガのでっかいヤツを並べる。焼くスペースの高さはレンガ3段分。天板も耐火レンガのでっかいヤツを並べる。

ブロックを並べて作るカキカキっとした形状。(いずれ天板にドーム型を乗っける野望も残しつつ)

 

予算は大体4万円。(最終的には5万円)

この時は、アサヒキャスターのことを考えていなかったのだ…。

(普通モルタルでもいいかなって思ってたけど、ジョイフルAKの店員さんのアドバイスに従った。)

アサヒキャスター CA-13T 25kg 耐火コンクリート(コテ塗り) AGCセラミックス